一般に禁煙の成功率は高くはありません。日本循環器学会などの9学会合同研究の調査結果では、精神力のみで禁煙した場合の成功率は5〜10%と発表されています。
最近ではニコチンガム、ニコチンパッチなどの代替品を使った治療方法や、禁煙外来などで飲み薬の処方なども行われており、1ヶ月後、3ヶ月後などの短期間では一定の効果を上げていますが、それでも9ヶ月後、1年後の成功率は精神力による禁煙の1.6倍〜2.4倍にとどまっています。つまり禁煙外来に通院しても通院中の数ヶ月はかろうじてタバコを吸わずにいられたとしても、1年後には3人に2人が止められずに吸い続けているというのが現実です。
一方アレン・カーが開発した禁煙セラピーの成功率は、世界中の研究者および第三者機関・メディカル雑誌等で調査が行われており、その研究結果は1年後の成功率75.8%という結果でした。過去に第三者機関による3年以上の追跡調査を行った禁煙メソッドでこの成功率を超える方法はなく、長期的な成功率は「世界ナンバー1」である事が証明されています。
又、日本国内で実施した少人数制のグループセッションによる「禁煙セラピー」の成功率は、返金制度に基づき算出すると90%を下回った実績はありません。喫煙者は皆「自分は特別禁煙しにくいタイプの人間に違いない」「どうせ自分はまた失敗するに違いない」と考えがちですが、「禁煙セラピー」の受講者においては成功出来ない性別、年代、地域、職業などに偏った傾向は一切見られておりません。
禁煙セラピーの成功率はただ単に他の禁煙法よりも高い数字が出ているというだけの事ではありません。
何より大切なのは、喫煙者自身がタバコを吸う事を我慢しているのではなく、吸いたいと思う気持ちそのものが心の中からきれいになくなってしまうという点です。この心の変化を起こす事が長期的に見た「世界ナンバー1の成功率」を導く鍵となるのです。
タバコは正しい方法でアプローチさえすれば誰にでも簡単に止められます。
アレン・カー氏の考案したメソッド(禁煙セラピー)に出席したスモーカーのうち(追加セッションに参加したスモーカーも含めると)75.8%が12ヵ月後も喫煙を再開していない事がわかりました。この成功率は、何の補助もなく禁煙する場合の約10倍、薬物療法を行う場合の約4倍にのぼります。もちろん、心配されるような副作用はまったくありません。セラピーの受講者の多くは「幸せなノンスモーカー」になれます。
この結果は驚くべきものですが、成功率は表面的なものにすぎません。禁煙セラピーの本当の驚異はスモーカー自身の心の変化にあります。米国におけるアレン・カーの主要な法人顧客(フォード、米国空軍、スナイダーズ・オブ・ハノバー)で行われたポストセミナー評価では、出席したスモーカーの85%以上が最高ランクの評価を与えています。
禁煙セラピーは、欧州を中心とする世界規模の企業で社員の禁煙支援として導入されています。